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【世界に誇る日本の技術力】

【世界に誇る日本の技術力】

私たちの住む日本は昔から数多くの地震や台風を経験しながら発展してきました。
自然災害とは切り離すことのできない日本。
災害以外にも大規模な思わぬ事故が起こることもあります。
 
しかし、その度に何度も立ち上がり、息を吹き返していく街とインフラ。
この記事ではその裏側にある建設業の奮闘を追っていきます。
  
海外メディアでも賞賛される日本の技術力。
その判断力とスピードは建設大国日本ならではです。
 

いくつか過去の事例をご紹介します。

 

■東日本大震災 2011.3.11

(参照元:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD#.E8.A2.AB.E5.AE.B3
 
日本の観測史上最大規模の地震、最大震度7、波高10m以上の津波が発生し、浸水面積は561km2
 
高速道路の建設・管理を行う、NEXCO東日本 関東支社管内で、一番被害が大きかったのは「常磐自動車道」
 
水戸IC~那珂ICの間で約150mにわたって陥没や波打ちが発生し、
高速道路の基礎となる盛り土が崩落。
 
復旧には崩れた原因を把握した上で、
余震への対策を踏まえたプランが立てられました。
工事当初から本復旧を意識し、基礎部分に関しては本来の建設基準に沿って正攻法で復旧。
その期間、なんと…
 

6日間。

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あえて道路やサービスエリアなどの改修工事を分散し、1年中どこかで工事をしている状態にしておく。
いつでもどこかの業者と契約を結んだ状態にしておくことで、いつ災害が起きても対応できるようにしているのだそうです。
 
下記ページには詳しいインタビューが掲載されています。
 
(参照元:【特別企画】東日本大震災から1年 世界が驚愕した日本の高速道路(後編)http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/523328.html
 

■熊本地震 2016.4.14〜16

(参照元:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2016%E5%B9%B4)
 
震度7を観測する地震が4/14及び4/16未明に2回発生したほか、
最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生。
 
「九州自動車道」では盛土のり面崩落や路面の陥没、切土のり面土砂崩落などがみられ、
度重なる余震が発生する中、点検・被害状況の把握・復旧作業を繰り返し損傷箇所への対応が進められました。
 
延べ1,300人が24時間体制で点検や復旧作業を実施。

一部で片側一車線での対面通行など通行制限はあったものの、15日で全線開通。
 
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(参照元:平成28年熊本地震による高速道路の被災箇所と復旧状況(その2)http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/h28/0525c/

海外では事故や災害のあと、その地域から逃げ出してしまう人が多く、
そのままゴーストタウンとなってしまうケースが多々あります。
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素早い判断で復旧に身を乗り出すスピードと対応力、
そして自然災害が起こっても、救援物資に並んで順番を待ち、
冷静沈着に行動を取る国民の姿は海外メディアからも高い評価を得ています。

これまで幾度となく地震や水害の被害にさらされ、
日本では災害を受けやすい国特有のインフラ復旧システムが発達してきました。
 
軟弱な土地に建物を建てる技術、寒暖差が激しい国ならではの工夫を凝らした材料、
水の中などあらゆる状況下で行われる工事の工法などが、常に研究されてきたのです。
こうした日々の研究や、いざとなった時に駆けつける建設業者の「連携・信頼・経験」があるからこそ、緊急車両が走ることができ、救援物資を迅速に届けることができることを忘れてはいけません。
 
最後に、もう一つ歴史に残る工事をご紹介します。

■代官山 東急東横線地下化工事 2013.3.15

ご存知の方も多いかと思いますが、2013年3月15日の深夜、
翌朝からの東横線と副都心線の相互直通運転開始に向け、
「東横線 地下化切替工事」が行われました。
 
たった一晩で、線路を地下にする工事。
 
東急電鉄・東急建設が独自開発した工法で、仮線を設けず、
地上の営業線(東横線)の直下に地下線を準備し、
短時間で地上線を地下線へ一気に切り替えるという作戦。
 
たった3時間半で成し遂げられた作業に世界から賞賛の声が上がりました。
 
工事当日、最終の電車を見送ったあと、1200人の関係者が一斉に作業開始。
地上戦レールの切断、切断したレールはクレーン車で吊り下げ敷地外へ移動、
レールが乗っている土台が撤去され、一段低い新しい地下線・ホームが出現。
 
架線を新しい地下線に付け替える作業、最終確認がなされ、
無事に翌朝の始発、相互直通運転が開始されました。
 
これだけの工事がたった3時間半、人々が眠っている間に行われたなんて本当に信じられません。
 
下記の参照サイトには、実際に現場で撮影された一部始終が、早送りの動画で掲載されています。映画をみているようで、かなり見応えのある映像です!!
一人でも多くの方に、日本の建設業が持つ技術力を知ってもらえるように。
 
 
一部始終
http://www.shibuyabunka.com/special/201403/part1.html
 

2016年12月4日投稿